2015年5月21日木曜日

山本周五郎『樅の木は残った』

このブログのフォントがあるときから大きくなってしまってどうも気に入らない。なんとか元に戻せないかと暇を見てはあれこれ調べているんだけど。
今ごろになって山本周五郎を読みはじめた。
どの本を読んでもたいていの人がもう読んでいる。
読書メーターという読書記録のSNSをFacebookと連携させているのだが、上巻を読み終え、中巻を読んでいるときに高校時代の友人から原田甲斐が惨殺されるという結末をおしえてもらった。当人は「上巻を読み終えた」ではなく「樅の木は残ったを読み終えた」と勘違いしたらしく、子どもの頃視た大河ドラマの話などをまじえてコメントしてくれたんだが、なんとか書房で編集の仕事にたずさわっていながら(職業はあまり関係ないか)、ネタバレするかおまえって笑ってしまった。
歴史の方はまったく詳しくないが、史実に残る原田甲斐は悪役で兵部宗勝の太鼓持ちとされている。味方を欺くまで悪役に徹し、藩の危機を命をかけて救った男として壮大なフィクションに仕上げたのがこの物語で山本周五郎独自の視点がここにある。
NHK大河ドラマの「樅の木は残った」では原田甲斐を平幹二郎が演じている。まったく記憶にない。おそらく当時日曜の夜は青春とはなんだみたいなドラマを視ていたように思う。はじめて通しで視た大河ドラマは「新・平家物語」で後にも先にも視聴をコンプリートしたのはこれだけだ。ちなみに現在放映されている「花燃ゆ」もどうしたわけかずっと欠かさず視ている。視聴率は相当低迷しているらしいが、投票率の低い選挙に出かける気分だ。原作はなくオリジナルの脚本だそうだが、やはり骨太な原作があったほうがいいんじゃないかな。
『青べか物語』を皮切りに、『五辦の椿』、『赤ひげ診療譚』、『さぶ』、『ながい坂』と周五郎の長編を読んできた。どちらかというとにわか周五郎ファンなのでおすすめの一冊があればぜひおしえてもらいたいと思う。

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