2013年10月1日火曜日

クリス・アンダーソン『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』

さて。
前回のつづきを書こうかどうしようかと思っているうちに3ヶ月近くたってしまった。
実はこの間いろんなことがあって、あまり本を読むこともなかった。まったく何も読まなかったわけではないんだけど、活字がするすると身体の中に入っていかない。蕎麦がのどにつかえるような、そんな日々が多かった。
週に2冊の本を読んで、週2回ブログに上げることを課題にしていた時期もあった。800字程度を目標に。インプットとアウトプットのバランスをとることは健康的でもあった。
最近はどうかというとあまり過度に自分を律することはしないでし自然の流れにまかせようと思っている。読みたいときに読む、書きたいときに書く。これがいい。
もちろん仕事もこんな感じかというとそうでもなく、頼まれたCMの企画やPR映像の構成などはそれなりにこなしてきたし、かたちになったものもある。やらされればやるのだ。
クリス・アンダーソンのこの本は昨年の秋に読んだ。
アトムの世界の革命をビットが支えていてる。ビットが構築した仮想現実より、アトムがかたちづくる現実世界のほうにものづくりのよろこびはあるというわけだ。レーザーカッター、3Dスキャナ、3Dプリンタなど、道具の進歩とマスカスタマイゼーション化されたモノを所有する満足感がこれからを支える。読んでいてわくわくしてくる。
特にこの3ヶ月読みたい本もなかったので積み上げられていた本の山の中から引き抜いてぱらぱらとページをめくってみた。
以前のように頻繁に更新することもないだろうが、とりあえずこのブログもここからリスタート。これまで読みためてしまった本もあるし、この先細々ながら読んでいく本もあるし。近郊の町を散策するように続けていけたらと思っている。
それにしても今年の夏は暑かった。暑い暑いと言っているうちに秋が来た。この間、南房総に三度行った。お盆と父の納骨と彼岸の墓参り。
海は夏の匂いを残しつつ、ゆるやかに秋に変わっていく。

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