2011年7月6日水曜日

森鴎外『青年』


甲子園をめざして、東京でも予選がはじまる。
今年は先の震災の影響で春季大会が縮小開催されたため、昨秋の新人戦ブロック予選で敗退したチームはいきなりの予選ということになる。またその影響でシード校を決めずにまったくの抽選で組合せが組まれた。秋季大会出場48校のうち29校が西東京、19校が東東京である。
東を見ると修徳、二松学舎、東海大高輪台、国士舘あたりが一応実績校である。秋16強春8強の修徳がいるブロックには秋春ともに初戦で姿を消した帝京がいる。秋春ともに16強の世田谷学園もここだ。反対側のブロックでは二松学舎が組合せに恵まれた感がある。その下のブロックには国士舘、関東一が接近しており、さらには安田学園、日大豊山と激戦区になっている。いずれ東は抜きんでた学校がないだけに目がはなせない。
一方西は初戦から強豪校同士の組合せが多い。八王子対東海大菅生、聖パウロ対国学院久我山、東亜対実践がそれだ。とはいえ西東京は日大三の力が抜きんでているような気がする。ひと泡吹かせるとすれば、日大鶴ヶ丘、早実のように秋に苦杯を喫したチームではないだろうか。昨秋都立昭和が4強を果たしたが、都立校で安定した力を見せているのは国立か。ただ順当に行って、2回戦で日大二、4回戦で創価か堀越、準々決勝で日大三と甲子園への道のりは険しい。
鴎外の『青年』を読む。
小泉純一は小川三四郎同様、すがすがしい明治の青年である。

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