2010年8月16日月曜日

小川浩・林信行『アップルvs.グーグル』

金曜土曜と房総なのはな号で千倉まで行く。都心に比べれば、もうこの時期になれば朝晩いくらか涼しくなるはずのこの辺りも蒸し暑い。
バスの旅は楽といえば楽であるが、昨日のように帰省ラッシュに巻き込まれたりなどすると余分に時間がかかって困る。まあ、それでものろのろ走ってくれたおかげで東京湾華火が見られたのはラッキーといえよう。
今日はかねてから約束のあった野球観戦に行く。午前中近所の体育館で軽く卓球をして(それでも激流のような汗をかく)、昼食を摂り、14時開始の巨人横浜戦になんとか間に合う。一塁側内野席でそれなりに盛り上がる席だったが、試合はあまり盛り上がることもなく、むしろ気になったのはラジオで聴いていた高校野球だったりして。
空調の効いた東京ドームで観る真夏の野球は快適至極であるが、その一方でこれが野球観戦の“ふつう”の姿なのかとも思う。やっぱり野球は炎天下でする、観るっていうのが正しいのではないか…。
ところが今世の中の人の多くが気になっているのはどうやらアップル対グーグルであるらしい。たぶんにiPhoneとアンドロイド携帯によるスマートフォン対決が街中を賑わせているからだろう。
ぼくも1990年代はMacintoshユーザだったのでAppleの製品とその思想には感嘆する者のひとりである。最近は残念ながらApple製品は使っていない。それは自らのITリテラシーを高めるために課している試練なのである。より率直に述べるならば、PCを買い換える原資に乏しいのである。
ぼく個人の経験と印象だけでアップルvs.グーグルを語らせてもらえば、グーグルのアプリケーションはまだまだ粗削りだし、デザインも含め操作性全般に“ゆきとどいたところ”がじゅうぶん見られない。その点でいえば、最近のアップル製品はきわめて完成度が高くなった気がする。とはいうものの昔のMacintoshだって、気が利かないIM(っていったっけ?かな漢字変換のプログラム)やすぐに起きるフリーズ、日本語を小馬鹿にしたようなフォントなど、いけてなかったよなあと思うのである。
だからぼくとしてはこの勝負、今のところ引き分けってことで勘弁してもらいたい。

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