2018年7月9日月曜日

打川和男『図解入門ビジネス最新ISO27001 2013の仕組みがよ~くわかる本 』

今年の夏の高校野球(選手権大会)は100回記念ということで出場校が多い。埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡が2地区にわかれる。
東京でも予選がはじまった。野球部出身ではないが、ほぼ毎年母校の試合を観ている。これはちょっとした癖みたいなもので観ないとどうにも落ち着かない。東東京大会であるが、東京の東西を比較すると球場の数は圧倒的に西東京に多い。東東京で試合会場になるのは、神宮、神宮第二、大田、江戸川、駒沢だが、今年は駒沢球場、大田スタジアムが改修工事となっている。かわって府中市の明大球場が東東京大会一二回戦の会場として割り当てられている。三回戦以降は神宮、神宮第二、江戸川の三球場でまわすようだ。
先月仕事場のプライバシーマーク更新審査を終えて、少しだけ気持ちにゆとりができたのかも知れない、将来的にISMSの認証を取得できたらいいなと思った。そういうときは多少読むのがつらいとしてもこの手の本を読む。そしてたいてい後悔する。
この本も例外ではなかった。そもそも「よ~くわかる」なんていう工夫のかけらもないタイトルの本でよ~くわかるはずはないのである。この本はISMS認証の取得を考えている人に手ほどきしてくれる参考書ではなく、すでに認証を取得しているが2013年の規程の改訂にともなってどう今後対応したらいいかの、いわばチェックリストの域を出ない。プライバシーマーク認証取得のときもこうした書籍に目は通したけれど、これからどうしたらいいのか雲をつかむような読者を想定してわかりやすく次のアクションに導いてくれるものはほとんどない。第三者認証取得物語的な小説で想像力にはたらきかけてくれたらもっとたくさんの人を魅了するだろうにと思う。
明大球場で行われた初戦はみごとなコールド勝ちだった。
今年のチームは何年かぶりに春に都大会まで駒を進めているので、少しだけ期待している。もちろん少しだけである。

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