2011年10月11日火曜日

辛酸なめ子『女子校育ち』


今秋の東京六大学野球は春優勝の慶應、2位の立教、そしてBクラスに甘んじた明治の争いだろうと思っていた。
さらに夏のオープン戦等の結果から法政が好調と聞き、早稲田、東大を除いた四つ巴(?)になりそうな予感だった。ふたを開けると明治野村の好投が光り、法政三上もいい。慶應は福谷が春ほどの球威はなく、竹内大も制球難。そして都立の星、立教の小室がマメをつぶしたとかでリタイア。後半再起をかける。
前半でふたつの勝ち点を落とした慶應、立教を尻目に明治が3戦までもつれながらも、ここまで勝ち点を落とさず来ていて、順当に行けば完全優勝するだろう。
明治野村と、同じく最終シーズンとなる早稲田市丸の対決が楽しみだった。2007年甲子園決勝の広陵対佐賀北の頃から対決している両者である。結果は7打数2安打2三振だった。今季打撃好調の市丸を野村がよく抑えたといえるだろう。甲子園で市丸が野村から何本ヒットを打ったのかは記憶にない。チーム全体で5安打だから、さほど打ってないような気もする。まあこのあたりは次回『佐賀北の夏』を読んでからということで。
なめことはずいぶん楽しい名前だと思っていたが、味噌汁の具のなめこではなく、どうやら「辛酸をなめる」から来ているうペンネームなのだろう。ちくまのツイッターで話題の本的な騒がれ方をしていたので手にとってみたが、別になんということもなかった。実相時昭雄の鉄道本で感動する輩にはあまり関係のない本だと思う。
そういえば先週靖国神社で奉納相撲を観た。自称相撲ファンであるのに生で相撲を観たのはこれがはじめてだ。
靖国神社のまわりも女子校が多い。

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