2026年10月7日水曜日

スージー鈴木『イントロの法則80’s 沢田研二から大滝詠一まで』

朝まだ暗いうちに目が覚める。トイレを済ませ、口をゆすぐ。洗面所の時計は4時過ぎ。普段ならもう一度寝てしまうのだが、そうだ今日は5時からMLBのドジャース戦があると思い出し、試合がはじめるまでソファに腰かけ、本を読む。やがて試合がはじまる。1回の表、スクーバルが無難に抑える。その裏、ベッツ凡退の後打席は大谷。ここでライト前にヒットを放つ。その後うとうとしはじめ、目が覚めたら5対3でドジャースはブレーブスに勝利していた。
それにしてもつくづく思うのは、大谷翔平の全盛期をリアルタイムで見ることができる幸せである。大谷は過去の名場面、名選手といった番組でしか見ることができないプレイヤーではないのだ。
ビートルズが世界を席巻していた頃。1962~70年。日本でも多くの若者たちが熱狂した。日本武道館で公演も行われた。残念ながら僕はその間のビートルズを知らない。その存在を知ったのは最後のアルバム『Let It Be』が出てからずっと後のことである。
スターと同時代に生きることって案外だいじなのかもしれない
流行歌に関する思いも世代によってずいぶん異なる。僕は歌謡曲好きな3歳年上の姉がいたから、古い歌にも親しんできたけれど、熱心に流行歌を追いかけたのはやはり中学高校大学の頃(1972~82年)だ。この時代の歌や歌手には強い同時代性を感じる。
著者スージー鈴木は1966年生まれ。彼にとっての同時代的流行歌は1979~89年になる。彼はさらに個人的にも音楽を探究しているからもう少し幅も広く、深いと思われる。イントロは楽曲の顔であり、時代や社会の変化を反映させているといった見解には興味をそそられた。著者のチョイスした80年代日本最強イントロ40には僕が知らない曲も含まれている。80年代を同時代として生きた著者がうらやましいと思いながら、70年代だってすぐれたイントロや楽曲があったんだぜと言い返したい僕がいる。

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