早慶3回戦。
打撃不振の早稲田は打線を組み替えてきた。調子の上がらない上本を6番に下げ、松本啓をトップに。好調の宇高を3番に据え、5番に山川。慶應先発が左腕中林なので泉を使いにくかったのだろう。さらにここ何戦か調子を落としている松永に代えて、ショートに後藤。
早稲田先発の斎藤は初回こそ三者凡退だったが、2回に2点を献上。今季の斎藤はコントロールがよくない。明治戦もそうだったが、甘いところに投げて痛打されるのを恐れているのか、攻める気概が感じられない。それでもピンチには強く、なんとかしのぐところはさすがだ。先行された早稲田は山川、後藤と入れ替えた打線がつながって3回に同点。そのまま延長に。
慶應は中林が続投。早稲田は7回から大石。速球がびしびし決まってほぼパーフェクトなリリーフ。延長10回。細山田の三塁打を宇高が返して、早稲田のサヨナラ勝ち。
ベストナインは優勝した明治から大挙して選出されたが、早稲田上本が選ばれたのはちょいと疑問だ。
野球の話はこれくらいにして。
以前マイクロソフトの社長だった成毛眞の話題作。なんどか新聞にも取り上げられていたこともあり、読みたいなと思っていた一冊だ。
いやあ、なかなか力強い。それは題名に『!』が付いていることからもわかる。大人のちゃんとした本で『!』が付いている本は少ない。それだけに著者の強い自信と信念がうかがえる。
要は人と同じことをしていてもだめだという訓話だ。内容がしっかりしている本なら題名にビックリマークはまず付けない。だが、著者はあえて付けているのだ。人と同じことはしない人だ。
それにしても著者の、人生を楽しむために大いに読むべしという姿勢には大いに共感できる。
さっそく3冊を「超並列」読書してみたが、慣れないせいか、わけわからなくなった一冊があった。著者から「集中力が足りない」と叱責されそうである。
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