2011年7月20日水曜日

村上たかし『星守る犬』


先週の土曜日は高校バレー部のOB会があり、ブログを休んでしまった。
今月は土日が5回ある珍しい月なので、一回くらい休んでもいいんじゃないかとつい気がゆるんでしまった。
で、今日ご紹介するのは村上たかしの『星守る犬』である。
その前にOB会の話だが、例年昼の部、夜の部の2部構成で行われていて、昼の部はOBどうし、あるいは現役高校生らと母校の体育館でバレーボールを楽しむ。夜はしかるべき場所で酒を飲みながら思い出話を楽しむというきわめて立体的な構造のすぐれた会なのである。
ここ数年、ぼくは夜の会に気持ちを集中させるべく、昼の部にはやや距離を置いていた。今年はどういうわけか、バレーをやってみたくなった。たぶん新しいシューズを3年前に買って、ようやく足に馴染んだせいだろう。おしゃれは足もとからというけれどやる気も時には足もとからなのだ。
駅から炎天下の道を歩いて名前も校舎もシステムも新しくなってしまった母校(元母校といった感じか)にたどり着き、3年前に買った新しいシューズを履いて、体育館に入った、数年ぶりに。
『星守る犬』は先月公開された映画の原作になった漫画である。ちょっと哀しい男と犬の物語だ。
実は最近、わが家にも小さな犬がいるので(そのことはまたいずれお話しするとして)、ちょっと冷静に読みとれないところも多々ある。
それはそうとして、体育館に冷房が入っていたのにはおどろいた。

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