駒沢球技場で行なわれていた関東学生卓球選手権。
昨日ベスト8が出揃って、ぼくが応援しているペンホルダーの選手は男子ではひとりも勝ち残らなかった。筑波大の田代が中央大の瀬山に対して2ゲームを先取し、大物の一角を崩すかに見えたが、さすがに瀬山。3ゲーム以降修正し、後半は圧巻だった。駒沢大の桑原勇にも期待していたが、自分のペースに持ち込む前に専修大石井にストレート負け。石井は流れに乗ると強い。法政大大谷、埼玉工大伴もベスト16には届かなかった。伴の相手は明治大カットマン定岡。伴は両ハンドにいいものを持っているように思うのだが、根気というか粘り強さがない。
概ねシード選手が勝ちあがったが、第1シードの早大足立が明治大池田に敗れる波乱があった。波の乗る池田は準々決勝で専修大のエース徳増も撃破した。
決勝は大方の(というかぼくの)予想通り早大笠原対中大瀬山。瀬山のスピードに柔軟に対応できれば笠原だろうと思っていたが、結果はやはり笠原。秋のリーグ戦では明大水谷とのガチンコ勝負が見たいものだ。
卓球もさることながら、もともと鉄道は好きだったので、昨今、本屋に積まれた鉄道関連の書籍はうれしい限りであるが、実のところなかなかすべてに目を通す余裕がない。
先日仕事場の近くのY書店に光文社の新訳『罪と罰』の3を買いにいったところ、まだ出ていないという。1、2と突っ走るように読んできたので、ここで立ち止まるのもなにかなと思い、それなら鉄道の本でも走り読みしようかと手にとったのが本書。
鉄路にまつわる歴史的地理的エピソードはおそらく日本全国くまなくあるだろうが、なかなかいいネタを仕込んでいる。随所に地形図が載ってるが、筆者の手描きの図解のほうがわかりやすい。それと電車の中や喫茶店でひまつぶしに読むには少々重い。鉄道地形図や時刻表をかたわらに置いて、きちんと読むことをおすすめする。ちなみにぼくはネットでその都度“検索”するという横着な読み方をしてしまったが。
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