⊆∧ ∨∧?(livre)
読書は五十を過ぎてから。
2008年7月8日火曜日
小倉孝誠『パリとセーヌ川』
テーマがちゃんとしていると本は読んでいて面白い。
著者はセーヌ川をパリ論の中心に据えて、歴史、旅、文学、映画、絵画とさまざまジャンルに飛翔し、セーヌとパリを顧みる。幅広い知識と読書量が支える仕事だ。
ぼくはどちらかといえば、フランスにもし旅できたとしても、パリにはよほど余裕がない限り、とどまるつもりはないと思っていた。それよりも見てまわりたい地方の村々がいくらでもあるからだ。でもこの本を読んで、まあパリにも3日くらい充てたほうがいいかもな、などと獲らぬ狸の旅程表を書き直してみたりするのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿