2011年2月23日水曜日

斉藤徹『新ソーシャルメディア完全読本』


3色ボールペンは便利でよく使うのだが、特定の色のインクだけが先になくなってしまうので困る。
おそらく今の時代だから、替え芯があるのだろう。それにしても3色ボールペンはふつうのボールペンに比べて内部構造が複雑で、一見すると替え芯を受け付けないんじゃないかと思えるときもある。
たとえば、斎藤孝の3色ボールペンを活用する読書は最重要部分に赤線を、重要部分に青線を、自分でおもしろいと思った部分に緑線をひくというものだが、たぶん赤インクの消費量は少ないのではないかと考える。たしかにクレヨンにしたって、色鉛筆にしたって何色あろうが、好きな色とか汎用性のあるベーシックな色からなくなっていくものだ。
もちろんふだんはできるだけそんなことは考えないようにしている。インクの減りが偏るから、今日は赤を使おうとか、だいじなメモだけど最近赤が少ないから黒にしておこう、などと考え出したら、書いた気がしないではないか。そんなわけで3色ボールペンを使うときは心のおもむくままにインクを使い分けよう、けちな考えは起こさないようにしようと日ごろ心がけている。その点、4色ボールペンだともうどうでもいいやという気持ちになりやすく、気兼ねなく使えていい。
先日、ファイルストレージサービスを使って、資料を送ったら、相手先からダウンロードできないとクレームがあった。その時点で原因はわからず、こちらに落ち度があったのかなかったのかさえわからなかったが、ツイッターでそのサービス名を検索したら、サーバが落ちて困っている人が多数いることがわかった。ああ、ソーシャルなんだな、時代は。
ツイッターだフェイスブックだとソーシャルメディアがうねっている。なんとか時代に取り残されないようにこんな本を読んでいる。
その時点でなんとなく“負け”てるなと感じる。

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