卓球の関東学生秋季リーグが終わった。
今季は忙しくて観戦する時間がない。もっぱらネットで結果だけを追いかけた。
今の学生リーグの見所といえば、やはり世界ランカーである明治の水谷を至近距離で見られるということだろう。これまで明治の稼ぎ頭としてトップバッターが定位置だったが今季は、必ずしもそうではなく、後半出場だったりもする。続くスターは早稲田の笠原だ。スピード感あふれる両ハンド攻撃と柔軟な守備、そして勝負強さをあわせもつ好選手である。ただ今季は京都東山の先輩足立と組むダブルスで星を落としたが気になった。この後に全日本学生選手権がひかえており、コンディションづくりも難しい時期なのだろう。
早明には及ばないものの安定した力を持っているのが専修。エース徳増を中心に早明のどちらかを崩すかと期待していたのだが、今季も3位。中位から下位はまさに混戦。ぼくはペンホルダーなのでおのずと応援に力の入る筑波の田代、駒澤の桑原勇、埼玉工大の伴がいずれも苦戦。駒澤は来季2部落ちだ。
子どもの頃から絵を描くことは好きだったのが、中学高校はどちらかといえばスポーツに打ち込んだりしていて、いつしか描かなくなった。広告の仕事をはじめてからまた描くようになった。だからぼくの絵は、ぼくの人生同様、基本がなっていない。高校時代、冷静に人生を見つめる機会があれば、美術大学に進むという選択肢も当然あったとは思う。まあ仮に美術系を歩んでも、歩まなくても、さほど大きな影響はなかったような気もする。人生とはそんなもんだ。
この本は広告やエディトリアルなど各方面で活躍しているトップアートディレクター9人のインタビューをまとめたもので誠文堂新光社にありがちな本。
アートディレクターの世界もぼくが社会的に幼少の頃とはずいぶん様変わりして、若い才能が次々にあらわれているようだ。この手のオムニバス形式もいいが、ひとりのADを一冊まるっと追いかけてくれるのもいい。むしろ後者の方が個人的には好みではある。
まあ、いろいろなジャンルでデザイナーやアートディレクターが活躍しているんだということで美大やアート系の職種をめざす若者たちには有意義な一冊かもしれない。
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