久しぶり、である。
世界卓球も無事に終わった。
男子単は王皓が実力どおりに勝つことができ、ついに世界の頂点に立った。ベスト4に残った馬龍、王励勤、馬琳とは力はかなり拮抗していたが、本人の言うとおり、心の準備がしっかりできていたということだろう。次回王皓を破るとすればおそらく馬龍のはず。松平健戦で消耗したにもかかわらず、準決勝まで順当にきた馬琳、ディフェンディングチャンピオンとして恥ずかしくない卓球ができた王励勤も評価したい。とにかく中国は強い。都道府県大会でひとつふたつ勝つのがやっとの高校と青森山田が試合するくらいの差があるといってもいいだろう。
女子単は張怡寧が順当勝ち。郭躍も強いが、張怡寧が万全なら付け入る隙はない。張は卓球選手を超越した体力と運動センスを持っている。ただ「卓球が強い」、「卓球がうまい」だけでは勝ちきれる相手ではない。
それにしても過熱報道で大いに盛り上げてくれた某テレビ局。最後の決勝戦では、郭躍を「中国の愛ちゃん」と言っていた。それってどうよ?むしろ福原がいつの日か「日本の郭躍」になってほしいものだ。
あ。
で、この本は語源をめぐる旅の本でね。著者は放送作家であるらしく、番組制作のノウ・ハウが随所に活かされていて、よくまとめられている。内容的にはテレビ番組か、趣味のウェブサイトでもいいかなとは思うけれど。
『地団駄』ご購読ありがとうございました!
返信削除あれから早4年!続編ようやく出来ました!
『ぷらり日本全国「語源遺産」の旅』 (中公新書ラクレ)
http://www.amazon.co.jp/dp/412150447X/
よかったらぜひ!
語源ハンターさん、コメントありがとうございます。
返信削除続編も近々読ませていただきます。
今度はラクレからですか。
高校の同級生がラクレの編集長やってました。まだやってるのかな。